最近手にとって、面白くて一気に読んでしまった本がありました。
『六人の嘘つきな大学生』
あらすじ
急成長中のIT企業「スピラリンクス」の採用選考が舞台のミステリー。
最終選考に残った6人。当初、グループディスカッションでチームを作り上げれば、全員が内定を得られると言われていたが、本番直前に”内定者は6人の中から1人に決める”と選考内容が変更される。
仲間だった6人は突如ライバル同士に。そして迎えた本番。選考が行われる部屋で、それぞれの名前が書かれた封筒が発見される。その封筒の中には、それぞれの知られたくない秘密を告発する文書と写真が入っていた。
封筒を用意した犯人は?6人の嘘と罪とは?心理戦がスタートする。
読んでみて
ミステリーは大好きでよく読みますが、就活を題材にしたものってあまりないですよね。
まず、題材から面白いなと思いました。
ミステリーを読むときは、「この人が犯人かな?」と考えながら読み進めることが多いですが、「この人か?」「いや、あの人か?」と、何度も何度も推理がひっくり返され、これでもか、と作者が畳みかけてくる感じ。途中で止めることができなくて、一気に読んでしまいました。
そして、ミステリーは読んだ後どんよりすることも多いですが、これは、爽やか。
もう一度最初から読み直したいと思う作品でした。
ミステリー好きの方も、そしてドロドロした話は苦手な方にも、オススメしたい本です。
夏休みのおともにどうぞ。
いしかわゆきさん著『書く習慣』を読んで、もっと書くことを楽しみたいなと思い、巻末に用意されていた”1ヶ月チャレンジ”に挑戦しています。
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